春からランニングを始めた人が、夏になってこう感じることはよくあります。
「最近、全然走れなくなった…」
「自分、向いてないのかも…」
でも、声を大にして伝えたいのです。
夏に走れないのは“普通”です

夏は、気温も湿度も高く、ランナーにとっては一年でもっとも過酷な季節です。
うまく走れなくなったのは、あなたのせいではありません。
むしろ、「走れないのが正常」です。
僕も、走れなかった夏がありました
実は僕自身も、去年の夏に走りすぎて疲労がたまり、貧血気味になった経験があります。
怖くて休めずに無理してしまい、秋にはガス欠。走るのがしんどくなってしまいました。
だからこそ今、あらためて伝えたいのです。
無理しないで大丈夫。
それでも走っているあなたは、本当にすごい。
夏ラン初心者に伝えたい、5つのアドバイス
① 暑い時間帯は走らなくていい
朝が苦手でもOK。夕方でも、休んでも、涼しい日にだけ走っても大丈夫。
「今日はやめておこう」は、正しい判断です。
② ペースも距離も落ちて当たり前
春よりペースが落ちた、距離が短くなった。
それは自然なことです。この暑さの中、外に出るだけでも十分えらい。
③ 水分と塩分は“走る前から”補給しよう
スポーツドリンクや塩タブレットをうまく活用して、汗をかく前から体に水分・電解質を入れておきましょう。バテ防止に効果的です。
④ 途中でやめてもOK。歩いて帰ってもいい
僕も何度もあります。走り出してから「ムリだ」と思って、アイスを買って歩いて帰った日。
それでもいいんです。外に出た、それだけで立派です。
⑤ この夏を越えたら、もっと走るのが楽しくなる
夏は我慢の季節。でも、秋の風が吹いてきたとき、びっくりするほど走りやすくなります。
夏に無理をしなかった人ほど、秋に大きく伸びます。
ダイエット目的でも、厚着で走るのはNG!
汗をかけば痩せると思って厚着をする人がいますが、それは危険です。
- 汗は「水分」でしかなく、脂肪は落ちていない
- 体に必要な水分と塩分が奪われ、熱中症のリスクが上がる
安全で快適な服装が、ランニングを続けるカギです。
夏におすすめのランニングウェア
- 吸汗速乾のTシャツ(綿はNG)
- 通気性のいいショートパンツやタイツ
- キャップやサンバイザー
- UV対策にアームカバー
- 明るい色のウェア(熱を吸収しにくい)
「こんな格好で大丈夫?」と思ったら、スポーツショップで夏用のウェアを見てみましょう。
個人的にはJINGERもおすすめです(笑)
まとめ|「走れてない私」でも、走ってる
この夏、走ることを「好きなまま」で乗り越えてください。
- がんばりすぎなくていい
- あきらめすぎなくていい
- その“あいだ”に、自分のペースが見えてきます
僕もまだまだ迷うことがあります。
アイスを買って帰る日もあります。
でも、そんな日も悪くないなと思えるようになりました。
📱 インスタでも日々の走りを記録しています
「走れた日」も、「走れなかった日」もストーリーに投稿しています。
がんばる誰かの参考になれば嬉しいです。
🎯 中級者以上のランナーさんへ
夏のスピード練習やポイント練のコツは、また別の記事でしっかりお伝えしますね!